はじめまして。家族4人で質素倹約な生活をはじめて5年で3,000万円貯蓄した、えみりーです!
このページではお金の不安を減らして、毎日を心穏やかに過ごすための「家系管理の基礎知識」を分かりやすく、丁寧に解説します
すぐに本題に入りたい方は、下記目次から気になる項目をクリック(タップ)してくださいね!
※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、広告が含まれています
今回は、お金から価値を引き出すことにフォーカスした内容になっているよ!
特に「娯楽費」の見直しに役立ててね〜
それって、本当に幸せなお金の使い方ですか?
突然ですが、家の中にこんなものはありませんか?
- セールで買ったけど、着ていない服
- 赤ちゃん時代に購入した、今は使っていない食器類
- 100円で買った、便利グッズ
- なくなったと思って購入したけど、後から見つかったハサミ
その時には「これは私の生活を豊かにしてくれる!」
「これが必要!」と思っているものでも
よくよく考えてみると今の私の生活を豊かにしているわけではないものが
たくさんあります
そして、そういった「どうでもいいもの」に山のように囲まれて
毎日探し物をしていたり
無用なストレスを生んでいたり
お金と時間を失っている人が、たくさんいます
今回は、自分にとって実は不要だったモノに気づくための具体的な方法について書いていきます
この記事を読んでわかること
- お金と豊かさはイコールではない
- 無駄にお金を使っていることに、気づくことができる
- モノが多いほど、生活を苦しめる
- <私にとって不要なモノ>の気づきかた
お金を使えば、使うだけ幸せになれるのではない
実は、お金は<使えば使うほど幸せになれる>ものではありません
例えば、こんな状況だったらどうでしょう?
今あなたは満腹です。
もう一口も食べられません
すると目の前に、50%OFFで大好物の○○がやってきました
あなたは、それをお金を出して食べますか?
きっと「満腹なんだから、食べられないしもちろん買わないよ。」
と思いますよね?
では、次の状況だったらどうでしょう?
今あなたは <たくさんの化粧品を持って> います。
もう< 全てを使う機会もあり>ません
すると目の前に、50%OFFで< 素敵な化粧品 >がやってきました
あなたは、それをお金を出して < 手にいれ >ますか?
意外と「 買っちゃうかもな〜 」と思う人もいるのではないでしょうか
その違いは何かというと
服や雑貨のような <モノ> は、満腹感のように身体的な苦痛がすぐには生まれないので
目先のお得感が優先してしまうから
これは、セールの場合ですが
100円均一ショップでも同じこと
100円だから、安いから、便利だから
実際に家計簿を見直してみると
そういった理由による支出が多いことに気がつきます
<自分にとって不要なモノ>に気づくために、家計簿を使って可視化していきましょう
家計簿を通じて、自分の「幸せ」を可視化する方法
大まかに説明すると、家計簿を通じて自分の幸せを可視化する方法は以下のステップに分かれます
- 1ヶ月前の家計簿のうち<趣味・娯楽費>に分類したものに自己採点する
- 採点基準:①覚えているか?
- 採点基準:②今でも継続して「幸せ」を感じられているか?
- 採点基準:③その支払いを10回我慢したら、何がしたいか?
- 採点後、点数の低いものから<見なおす>
これを繰り返すことで、幸せを感じられない支出から少しずつ解放されていきますよ
前提|自分の<趣味・娯楽費>に限定すること、MoneyForword MEを使うこと
まず、前提としてですが
今回の見直し方法は<自分の趣味・娯楽費>だけに限定してください
特に、家族や家族全体の趣味・娯楽費には口を出さないように
なぜかというと<趣味・娯楽費>は その人ごとに価値を感じられる対象が異なるから
例えば、我が家の場合
夫は旅行が大好きで、旅行に行けるなら宿泊する施設の設備や食事などはあまり気にしません
一方で、私は旅行があまり好きではありません
それは、未知の場所や環境変化が苦手だから
なので、10万円かけて旅行に行くくらいなら、近場で1万円程度の美味しいランチを10回したほうが幸せを感じられるタイプです
このように、人の好みは人それぞれで 家族であったとしても、それは人ごとに異なります
だからこそ、余計な衝突を生まないためにも
まずは<自分の趣味・娯楽費>に限って見直しを進めていくことが大切です
そのほかにも、大事な前提があるよ!
家計簿管理アプリ<MoneyForword ME>を使用することっ
MoneyForword MEの自動家計簿機能は、支出先(店名など)と支出額については記載をしてくれますが、具体的に何にお金を使ったのかがわかりません
この<具体的に、何にお金を使ったのか?>が分からない中で自己採点することが大きなポイント
本当に幸せを感じられる支出であれば、1ヶ月前の家計簿であっても<何に、いくら>使ったのか絶対に覚えていられます
でも、どうでもいいような支出で自分の当座の欲求を満たしてしまうと<何に、いくら>を覚えておくことはできません
1ヶ月前の支払内容を覚えていれば<よい趣味・娯楽費の使い方>!
そうでなければ、手放す対象になるってことだね!
これは、MoneyForword MEの自動連携機能があるからこそできる見直しです
「どうやるの?」1ヶ月前の買い物に自己採点します
ここからは具体的な方法についてお伝えします
これは簡単で、MoneyForword MEで記録した
1ヶ月前の<趣味・娯楽費>で使った買い物に、自己採点していけばOKです
採点基準はシンプルです
- 採点方法:①覚えているか?
┗覚えていれば、1点 - 採点方法:②今でも継続して「幸せ」を感じられているか?
┗幸せを感じられたら、1点 - 採点方法:③10回我慢すると○○できるとしたら、何がしたいか?
┗何か思いついたら、0点。思いつかなければ、1点
3点満点中、3点のものは<幸せを感じられる趣味・娯楽費>であり
2点以下のものは、低い点数から見直しの対象とします
採点方法:①覚えているか?
MoneyForword ME の家計簿自動連携機能をつかうと、
支払ったお店の名前と、日付、金額と支払手段(カードなど)だけが記録されます
この<限定された情報しか連携されてこない>機能を利用して
本当に自分にとって幸せな支出をしたのかを測るのが<覚えているか?>を自分に問いかけます
基本的な生活費(食材費・日用品費)は、曜日固定や店舗固定をするなど購入タイミングを決めておき、必ず「趣味・娯楽費」とは分けておこう!
見直しの効率がグンと上がるよ!
詳細は、下の記事から確認してね〜
<余談> 0点の見直しは放置でいいの?
後から詳しく書きますが、この記事で紹介している見直し方法は
<1点と2点の支出を、3点に近づける>というものです
0点のものは「そもそも覚えていない支出」で見直しすらできないんじゃ?
本当にそれでいいの?
安心して! 0点のものは、一旦忘れてしまって大丈夫だよっ
なぜ0点のものを見直さなくても良いのかというと、
理由は、1点や2点の支出を見直すことで「結果的に0点の支出も無くなるから」
<自分の幸せ>を感じられるお金の払いかたをしているかな?
という視点が1点や2点の支出の見直しで習慣化すると、自然と0点の支出は減っていきますよ
採点方法:②今でも継続して「幸せ」を感じられているか
もし覚えていたとしたら、次のステップに進みます
今、そのものを手に取ったとして本当に「幸せ」を感じられているか?
を見つめてみましょう
実は、購入したものの中に
本当は好きではないけれど、誰かに踊らされて購入したものが
紛れ込んでいることが多いのです
自分は好きではないけれど、誰かに踊らされて買ったもの例
- 流行のファッション
- 人から不安を煽られて購入した保険
- CMでよく流れている嗜好品(お菓子・お酒)
- テレビやSNSでよく見かける旅行先
- ママ友の間で話題にのぼった、子どもの習い事
ちなみにですが、買ったものは<モノ>だけではなく
サービスも含むことに注意してくださいね
上記はあくまで一例ですが、これらを購入した理由は
「○○しなければ、流行に乗り遅れるから」
「○○しなければ、不安だから」
「○○しなければ、話題が合わないから」
といったものではないでしょうか?
これらは突き詰めると<周囲と目線を合わせる>ため、もっというと<周囲の目から自分を守るため>に支出しているに過ぎません
純粋な「自分が○○したいから」という理由からは、程遠いところに購入の理由があると結果として満足度の低い支出となってしまいます
ここまで読んでいただいた上で、それは「人から何か言われなかったとしても、本当に購入したいものですか?」と自分に問いかけて
もしYesであれば、1点を追加してください
採点方法:③10回我慢すると○○できるとしたら、何がしたいか?
最後の問いかけは、少し難しいかもしれません
具体例で考えてみましょう
例:毎日、コンビニスイーツを1つ食べることが楽しみな私
「コンビニスイーツが1つ300円として、10回我慢した3,000円でやりたいことはある?」と自分に問いかけます
↓
10回我慢すると、近くの行きたかったカフェで大好きなパフェとコーヒーを飲みながらゆっくりすることができるな・・・
もし、20回我慢すると、ホテルのアフタヌーンティーで飲んだこともない美味しいお紅茶と素敵なサービスをされて、さらに満足度が高まるかも・・・
例2:毎日、仕事中に缶コーヒーを2杯飲んでいる私
「缶コーヒーが1つ120円として、10回我慢した1,200円でやりたいことはある?」と自分に問いかけます
↓
10回我慢した1,200円では少し足りないけど、1,800円あれば豪華ランチを食べられる・・・!あのランチでは食後に美味しいコーヒーもついてくるんだよね。
いつものワンコインランチは、ちょっと栄養不足だからなぁ。。
いや、待てよ。
もし、20回ちょっと我慢したら、家事代行サービスが1時間頼めるかも!
毎日コーヒーを飲んでいたのも、家事育児と仕事の疲れからくる眠気と闘うためだったし
もし、家事代行サービスを頼めばその週は疲れから解放されるかも・・・?
そして美味しいお弁当を持っていければ、栄養不足からも解放されてお金も貯まる・・・?!
このように「10回我慢することで叶えられる小さな夢」を探していくことで、目先の快楽を求める支出よりも自分が本当に幸せになれる支出に、徐々に目がいくようになります
Pointは、この問いかけ方法だよ!
「10回我慢したら、何がしたい?」と問いかけることで、
自分が本当に「したいこと」を探し始めます!
例えば、これが「10回我慢したお金でしたいことはあるか?」という問いかけをすると、YesかNoの判断になってしまうので、無駄な支出を正当化する一因に
あえて「したいことはある?」と問いかけることで、自分の本当に必要とするものに気づくきっかけを作ることができます!
そして、しっかりと自分の欲望を見つめることで
「一体何にお金を払っているのか?」や「その根本的な理由は、どこにあるのか?」といった自分の生活を良くするプラスの思考ができるようになっていきます
ここで、採点です!
「上記の問いかけをして、やりたいことが出てきた」支出だったら +0点
「上記の問いかけをしても、やりたいことは無かった」支出だったら +1点
とします
最後に:採点後、点数の低いものから<見なおす>
ここから、最後の大切な<見直し>に入っていきます
点数の一番低いものから見なおすのがセオリー
で0点のものは<覚えていない>ため、そもそも見直せないこともあるかもしれません
実は、0点のものを見直さなくても大丈夫
1点、2点の支出を見直すことで、自然と0点の支出は減っていきます
理由は「本当に自分が幸せになれる支出」を可視化することで、無意識での支出そのものが減るから
まとめ|自分の幸せを可視化して、お金から価値を引き出そう
この記事のまとめです!
幸せな支出をして、お金から価値を引き出す方法
- お金の使い方と幸せは必ずしも一致しない
- 購入時には「これが必要だ!」と思っても、実際には生活を豊かにしていないものが多い
- 無駄なものに囲まれた生活は、ストレスや時間の浪費を生む
- 自己採点の方法を使って娯楽費の見直しを行う
- 基準として「覚えているか」「継続して幸せを感じているか」「10回我慢したとして、何がしたいか?」を問いかける
- これらを3点満点で評価し、1点や2点の支出から見直す
- MoneyForword MEを使って家計簿を見直すと効果的
- 特に家計簿を自動でつけられる機能が支出内容を記録するため、具体的な支出を自己採点する際に便利
- 自己採点後、0点の支出はどう見直すのか?
- 1点や2点の支出を見直すことで、自然と0点の無駄な支出が減る
以上です!
それでは、また!